ヴィンテージクロノグラフのアイコン『クロノマスター リバイバル』はゼニスならではのコレクション?【ゼニスブティック大阪】
皆様こんにちは、金本です。いつもゼニスブティック大阪のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日はクロノマスターリバイバル「A384」「A385」「A3817」のご紹介です。
リバイバルコレクションは“リバースエンジニアリング”を使い、オリジナルモデルの設計図と製造計画を採用しました。ポンプスタイルのプッシュボタンを始めとした、37mm 径のトノー型ステンレススチール製ケースを構成する各パーツまで忠実に再現しています。
クロノマスター リバイバルA384
エル・プリメロ誕生から50周年の節目に『クロノマスター リバイバル A384』が誕生。初めてエル・プリメロが搭載されたモデルであること、そして1971年放送のアニメ「ルパン三世」のワンシーンでルパンの相棒である次元大介が着用したことでも知られており、現在でも年代問わず愛されているモデルです。
ラッカー仕上げの文字盤に黒インダイヤルの配色は”パンダ文字盤”として親しまれており、大人な渋さが印象的なカッコいいデザインです。
ZENITH
クロノマスターリバイバルA384
品番:03.A384.400/21.M384
ケース径:37mm
ムーブメント:ゼニス自社製自動巻きクロノグラフムーブメント(エル・プリメロ400)
素材:ステンレススティール
ベルト:ステンレススティール
防水:5気圧防水
価格:1,210,000円(税込)
※2024年6月時点での価格です
クロノマスター リバイバル A385
また、『A384』と同じフォルムの『A385』もエル・プリメロ初搭載のモデルとして知られています。エル・プリメロが誕生した60年代は時計業界にこのようなグラデーションデザインのクロノグラフはなく、時計業界でゼニスが初めて製造したと言われています。
ゼニスは当時から革新的な性能とデザインを追求していたのですね。
ブラウンのグラデーションが優しいお色合いのこちらは、男性はもちろん女性にもおすすめです。
独特のヴィンテージ感あふれるデザインは今では逆に珍しいですよね。
ZENITH
クロノマスター リバイバルA385
品番:03.A384.400/385.M385
ケース径:37mm
ムーブメント:ゼニス自社製自動巻きクロノグラフムーブメント(エル・プリメロ400)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:ステンレススチール(“ラダー”ブレスレット
防水:5気圧防水
価格:¥1,210,000(税込)
※2024年6月時点での価格です
クロノマスター リバイバル A3817
オリジナルモデルは1971年に誕生しました。当時の生産本数はわずか1000本であったため、A3817は初期のエル・プリメロ ウォッチの中でも特に異彩を放つモデルであり、依然として高い人気を誇ります。
また、『A3817』は初代エル・プリメロウォッチとして知られている「A384」のケース、「A386」のトリコロール1969ダイヤルなど2モデルのいいところを組み合わせたデザインです。
また、こちらの『クロノマスター リバイバル A3817』はブティック限定モデルとなっており、限られた場所でしか入手できません。
ZENITH
クロノマスター リバイバル A3817
品番:03.A384.400/3817.M3817
ケース径:37mm
ムーブメント:ゼニス自社製自動自動巻クロノグラフ(エル・プリメロ 400)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:ステンレススチール(“ラダー”ブレスレット)
防水:5気圧防水
価格:¥1,210,000(税込)
※2024年6月時点での価格です
細部までこだわりぬいた完成度の高さ!
文字盤デザインも非常に魅力的ですが、そのほかにもケースやブレスレットに至るまで完成度の高いモデル。”トノー型”と呼ばれる角が立つケースはオリジナルのディテールと同様に、放射線状のヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げの使い分けメリハリをつけています。
風防は現代では珍しいドーム型となっており、当時の時計によく用いられていました。オリジナルモデルではアクリルガラスでしたが、リバイバルモデルでは耐衝撃性に強いサファイアクリスタルガラスでドーム型風貌を再現しています。
サイズは37mm、そして厚みは僅か10mmとクロノグラフムーブメントを搭載しているとは思えないくらいの小ぶりなサイズ感にビックリです。今でこそ40mm以上のサイズが主流ですが、当時は30mm台のサイズのものが多くみられます。このクラシカルなサイズ感も「クロノマスター リバイバル」の魅力ですね!
ブレスレットも完全復刻?
ブレスレットは”ラダーブレスレット”という、真ん中に穴の空いた形状のブレスレットです。ラダー(ladder)とは英語で梯子という意味。センターリンクが中抜きされており、梯子のようなデザインのため”ラダーブレスレット”と名付けられました。
この高いデザイン性に惹かれてしまうのはもちろん、ステンレス製ながら中抜きされている分蒸れにくく、軽量で着けていて疲れにくいという点も大きな魅力です。
そしてこちらの”ラダーブレスレット”はリバイバルモデルを象徴するブレスレットでもあります。製造は1969年当時と同じゲイフレアー社が手掛けているというから驚きですよね!ケースからブレスレットに至るまで、細部まで抜かりない作りにゼニスの「クロノマスター リバイバル」に対する熱い思いを感じます。
エル・プリメロの魅力を余すことなく堪能できるケースバック
唯一オリジナルと異なるデザイン部分のケースバック。
現代的にシースルーバックとなったこの部分から、エル・プリメロの動きや機械の配列の美しさを感じられます。搭載しているエル・プリメロは50年以上前からベースは変わらず現役で稼働しています。こちらの「クロノマスターリバイバル」に搭載している”エル・プリメロ400”もマイナーチェンジを繰り返して改良しており、常に技術向上をしているマニュファクチュールブランドゼニスの凄さを実感しました。
ゼニスの歴史を感じるアイコニックなデザインが魅力の「クロノマスター リバイバル」。それぞれに歴史的背景やデザイナーの思いが反映された非常に素晴らしいモデルです。
ぜひ店頭にてご覧くださいませ。皆様のご来店を心よりお待ちしております。