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[歴史]ゼニスの語り継ぐべき遺産[ゼニス ブティック 大阪]

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皆様こんにちは。いつもゼニスブティック大阪のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は、お時計の紹介ではなく、「ZENITH」の歴史について少しだけお話させていただきます。
150年以上の歴史を誇るZENITHですが、歴史面については50年ほど前に誕生したエル・プリメロがあまりにも有名で、それ以外のお話はあまり知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歴史とは、長い年月をかけてZENITHの築き上げてきた想いのバトンタッチによるもの。この記事を読めば、お手持ちのZENITHの時計に対して更なる愛着がわいてくると思います!
まだお手元にZENITHをお持ちではない方は、これを機に是非チェックしてみてください。

まずは簡単に手作り年表をざっくりとご覧ください。こちらはZENITHの公式ページにあるものを簡単にまとめたものです。

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ZENITHの150年余りの歴史をざっとまとめてみました。その中でも特に知ってもらいたい部分についてお話させていただきます。


1865年
創業者、ジョルジュ・ファーブル=ジャコは「人類が知る限り最も精密な時計を作る」という夢の下、「Manufacture de montres」つまり「時計の製造者」という意味の現在のZENITHの前身となる工房を設立しました。彼の思想のもと、世界で初めての垂直統合型時計製造、つまり自社での一貫生産を一つ屋根のもとに行なわれました。これが世界で初めての自社一貫生産、マニュファクチュールの始まりです。

1888年
ジョルジュ・ファーブル=ジャコによってフランス語での「PILOTe」表記をいち早く商標登録します。これは、彼が如何に優れた先見性を持ち合わせていたかを伺わせます。まだ現代の飛行機とは程遠く、気球やグライダーなどによる滑空などがメインの時代に、これからの時代に先駆けての商標登録なのです。後の1903年にライト兄弟による世界初の有人動力飛行に成功した次の年、1904年に「PILOT」表記を商標登録しています。これは現代まで途切れることなく継続されています。

1897年
「人類が知る限り最も精密な時計を作る」と言う彼の夢が実現した年でもあります。
現在の社名でもある、天頂を意味する「ZENITH」キャリバーが誕生しました。半世紀にもわたり最前線でベースとして使用されてきたムーブメントであり、一貫生産により信頼性が高く、何より最も精密な時計として申し分のない実績を残し続けてきました。1900年に開催されたパリ万国博覧会において、最新の技術が披露される中、圧倒的なパフォーマンスとその美観の観点においても評価され、金賞を受賞しました。
その後、社名を「Fabriques des Montres Zenith SA」つまり現代のZENITHへと変更されました。

1954年
ZENITHが1945年に開発した「キャリバー135」が1950年代のクロノメトリー競争において他の追随を許さない程の実績をたたき出し、1950年~1954年のヌーシャテル観光局のクロノメーター賞を5年連続で受賞する前代未聞の快挙を成し遂げました。 この歴史的なキャリバーを含め、ZENITHこれまでの時計史の中でも類を見ない2300以上もの受賞を実現しています。
このキャリバー135は市販向けの一般モデルと、クロノメーター用のキャリバー135-Oの二種類が存在していました。余談ですが、ZENITHは今でも当時の製造に関わる工具などを保持していて、現代においても修復、あるいは新たに製造を行うことさえできる準備があります。

1969年
皆様お待ちかねの、もはや伝説的な世界初の自動巻きクロノグラフ「El Primero」の登場です。
この年には他社を含む三つの自動巻きクロノグラフが発表されていますがエル・プリメロは1969年1月10日に発表され、文字通り世界初の自動巻きクロノグラフと言えます。
この伝説的なムーブメントは、現在第三世代と呼ばれ進化を遂げながらも今日に至るまで製造が続けられています。しかしながら、1979年代のクォーツショックにより、1975年から1984年の間は製造が中止されていました。この製造再開の十年間にも熱い物語がありますが、ゼニスブティック大阪のブログにて随所で語られているのでご確認ください!

1994年
クォーツショックから復帰し順調なZENITHは次なる技術として、コンピューター上で設計を行い薄型ムーブメント「Elite」を開発しています。これは、現代でいう所のCAD設計であり、世界で初めての試みでした。ZENITHの先見性は未だ衰えることは無く生き続けていることの証です。このエリートはムーブメント・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、現在では当たり前となっているPCによる設計の新たな時代の到来を告げました。

1999年
ZENITHの卓越した技術が評価され、世界的に急成長を遂げる「LVMH」グループの傘下へ入ることになりました。これはZENITHにとってマイナスな事ではなく、寧ろプラスに働いていきます。2000年代に入り、エル・プリメロの更なる進化である、オープンハートデザインや超絶機構のトゥールビヨン化、重力を完全に克服した世界初かつ唯一のゼロ G機構など、あらゆる複雑機構を短期間で次々と実現していきました。

2009年
実は創業から150年近くになるZENITHは、それまで一度も創業の地「ル・ロックル」を離れることは無く、さらには唯一、創業当時の工房で時計の製造を続けてきたことが評価され、度重なる大火に見舞われながらも時計産業に命運をかけたル・ロックルの町全体がユネスコ世界遺産へと登録されました。
まさに激動の時代をル・ロックルの町と共に生きてきたZENITHにとってはまたとない評価となりました。

2017年
世界初の自動巻きクロノグラフ「エル・プリメロ」をもとに、卓越した時計造りを続けているZENITHは、1/100秒までを精密に計測できる「El Primero 21」を開発しました。これは、エル・プリメロが世界で初めての自動巻きクロノグラフであることと同時に、毎時36000振動と言う超高速振動のクロノグラフでもあることに由来しています。これを更に発展させ、毎時360000振動、つまり1秒簡に100振動と言う異次元のパフォーマンスを披露します。また、この卓越した技術の詰まった神秘的なムーブメントは、1969年に発表され、製造されていたラグジュアリースポーツの元祖とも言える「デファイ」を元に新たにデザインされた新生デファイとしてケースに収められました。

いかがでしょうか。
もちろん、今回の記事で書ききれなかったことは山のようにありますし、これからのZENITHの歩みもそうであると確信しています。
150年以上の歴史を持ち、常に時計製造の最前線でその技術を披露し続けてきたZENITHは、現代においても止まることなく躍進を続けています。
歴史とは、その時代に生きた人たちの幾重にも渡る想いのバトンの上に成り立っています。
創業者ジョルジュ・ファーブル=ジャコの「人類が知る限り最も精密な時計を作る」と言う意志は、確実に現代まで受け継がれ、そして未来までその姿勢は変わらないことでしょう。

最後になりますが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!我々ブティックスタッフの使命は、ZENITHの時計を手にとっていただいた方へこの想いをお繋ぎすることにあるのだと感じます。
是非お気軽に店頭にてお手にとってみてください!きっと素敵な出会いがありますよ!

“TIME TO REACH YOUR STAR”

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