ゼニス最新キャリバー【エル・プリメロ3600】はどこが進化した?
こんにちは、金本です。1969年に誕生した世界初の高振動自動巻きクロノグラフ“エル・プリメロ”。
本日は初代エル・プリメロウォッチA386に搭載された”エル・プリメロcal3019”から50年後に発表されたゼニスの新しいエル・プリメロキャリバー、【エル・プリメロ3600】のご紹介です。
【エル・プリメロ3600】は2019年に登場した『エル・プリメロ クロノマスター2』に初めて搭載された後、現行クロノグラフモデルでは『クロノマスター スポーツ』、『クロノマスター オリジナル』などに搭載されています。
エル・プリメロが発表されてから50年の時を経て誕生した【エル・プリメロ3600】はどういう点が進化したのでしょうか?
クロノグラフで1/10秒計測が可能に?
ご存知の方も多いとは思いますがクロノグラフとは、時計に備わるストップウォッチ機能のこと。時間を計測するためのクロノグラフ針は60秒で一周するというのが一般的ですが、なんと【エル・プリメロ3600】はクロノグラフ針が10秒で一周し、ベゼルまたは外周に表示された目盛りで1/10秒を正確に計測することが可能になりました。
現代においてクロノグラフ機能を使って計測する機会はあまりなくなりましたが、クロノグラフの先駆者であるゼニスの技術力を垣間見ていただけます。
パワーリザーブも大幅アップ?
最新テクノロジーで駆動効率が大幅に向上した【エル・プリメロ3600】は機械式時計の動力源である香箱の構造も改良することで
パワーリザーブは50時間から60時間と従来のエル・プリメロから10時間アップとなっております。
平日のみ着用し、ウィークエンドは別の時計を着けた場合でも止まる心配はありません。これはかなりうれしい改良です♪
あるとうれしい機構も備わりました!
また、より優れた時刻設定のため、”ハック機能(秒針停止機能)”が備わりました。この”ハック機能”とはリューズを引くことで秒針が止まる機構のことで、この機能が備わることにより時刻を秒単位で合わせる事が可能となりました。
これまで多くの時計に搭載されてきたエル・プリメロですが、機械自体は50年以上前のものをベースとしている為にハック機能は備わっておらず、時刻調整の際に秒単位まで合わせるのが困難でしたので、やはりあると便利ですよね。
操作方法にも違いが?
従来のエル・プリメロはリューズを一段引きで時刻調整、二段引きで日付調整でしたが、【エル・プリメロ3600】では一段引き→日付、二段引き→時刻と一般的なリューズ操作に改良されました。
現在様々なモデルに搭載している【エル・プリメロ3600】は基本性能やクロノグラフ機構の向上などパワーアップした性能を備えております。
50年以上の歴史を持ち、常に進化中であるエル・プリメロ。ぜひゼニスブティック大阪にてエル・プリメロ搭載モデルをご覧くださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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