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本日は、ゼニスの誇る超絶技巧が満載の「デファイ フュゼ トゥールビヨン」をご紹介いたします！

機械式時計には三大複雑機構と呼ばれる超高度な技術を必要とする３つの複雑機構が存在します。そのうちの１つがトゥールビヨン(フランス語で渦)と呼ばれ、テンプが常に回転し続けるため、時計が重力から受ける影響が平均化されるために、限りなく精度誤差を少なくすることができる超複雑機構です。

三大複雑機構以外にも超複雑機構は存在します。
その一つがフュゼ・チェーンコンスタントフォース機構であり、この時計のポイントとなります。
フュゼ・チェーンコンスタントフォース機構とは、大昔に開発された複雑機構の一種で、主に懐中時計用の機構であったために腕時計のサイズに落とし込める技術は、ゼニスが真のマニュファクチュールブランドであることの証です。

コンスタントフォース、つまり、ゼンマイから供給されるエネルギーを一定に保つ機構の事を指します。それを実現するためにフュゼチェーンを用いているのです。
ゼンマイを巻き上げると、左側の香箱と呼ばれるゼンマイを包んでいる歯車に巻き付いていた青いチェーンが、右側の段差のある山に巻き付いていきます。この段差がキーとなります。

段差上に巻き付いたチェーンはゼンマイがほどけていくにつれて、元の位置に戻っていきますが、この部分がコンスタントフォースの最大のポイントになります。

全てのゼンマイ式の時計はゼンマイから供給されるエネルギーを常に一定に得られるわけではなく、ゼンマイが最大まで巻かれている時は強いエネルギーを、ゼンマイがほどけ切る直前では弱いエネルギーを供給します。

つまり、ゼンマイからは常に同じ量のエネルギーが供給されているわけではなく、そのエネルギーの差によって時計の精度は乱れてしまいます。
しかしながら、フュゼチェーンコンスタントフォース機構であれば、自転車の変速ギアと同じ原理で、ゼンマイがほどける力を一定に保っているため、常にゼンマイから供給されるエネルギーが一定となるのです。

重力の影響を平均化するトゥールビヨンに、ゼンマイの特性を平均化させるフュゼチェーンコンスタントフォース。これらの機構を同時に持ちながら、ゼニスの象徴でもある高速振動(１時間に36000振動)も備え、外部からの衝撃による精度の乱れを安定化させています。

ゼニスの究極の技巧が詰まったムーブメント:エルプリメロ4805は、軽量かつ頑丈なデファイカーボンケースに収められています。

もちろんバックル部分にもカーボン素材を採用する徹底ぶりです。

ここまで長々とお話させていただきましたが、中の機構は時計の精度をとにかく良くするためにすごいんだな程度の認識で全く問題ございません。見れば瞬時にカッコイイ時計だと、誰もが羨望の眼差しを向ける事には変わりありません。
もし、さらに詳しく知りたい！実物を見てみたい！記事の内容が良く分からなかったので実物を見ながら説明を聞いてみたい！等のご要望がございましたらいつでもお問い合わせ、ご来店くださいませ。

“TIME TO REACH YOUR STAR”

ZENITH
デファイ フュゼ トゥールビヨン
品番 10.9000.4805/78.R916
ケース径：45ｍｍ
ムーブメント：ゼニス自社製手巻きムーブメント（エル・プリメロ4805）
ケース素材：ブラックカーボン
ベルト：コーデュラエフェクトラバーストラップ
防水：10気圧防水
価格：¥10,175,000(税込)
※世界限定50本
※生産終了モデル
※2023年10月時点での価格です

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