フルセラミックのオールブラックモデル「デファイ・エル・プリメロ 21」
こんにちは。
9月も気が付けば残りわずかとなり、まだまだ日中は残暑が残っていますが、日が落ちてからはだいぶ過ごしやすくなってきましたね。
さて、本日ご紹介するモデルは「デファイ・エル・プリメロ 21」より、フルセラミックのオールブラックモデルです。
2017年に発表されて以来、ゼニスを代表するコレクション・ラインとして大変な人気を誇る「デファイ」シリーズ。
その中でも、「デファイ・エル・プリメロ 21」は、その名の通りゼニスの象徴とも言える自動巻きクロノグラフムーブメントCal.El Primero(エル・プリメロ)を搭載したモデルとなっています。
ケースからブレスレットに至るまで、セラミック素材が使用されているため、ステンレススチールモデルに比べて軽量な他、耐傷性に優れている為、普段使いで傷を気にせずにご使用いただけます。
ケースサイズは44mmと決して小さくはありませんが、艶消しと艶出しを巧みに使い分けたブラックセラミックケースとブレスレットによって、グッとしまって見えるので、装着した際にさほど大きさを感じさせません。
文字盤は搭載ムーブメントの構造をご覧頂けるスケルトン仕様になっており、パーツとパーツが複雑に組み合わさって造られるいかにも「メカ」な雰囲気が男心をくすぐります。
ケースバックもサファイヤクリスタル・ガラスになっているので、文字盤側からでなく、裏側からもムーブメントをご覧頂く事が可能です。
裏側から覗くローターはゼニス ブランド ロゴに用いられる、ゼニススターの形状になっています。
この表裏からご覧頂けるムーブメント「Cal.エル・プリメロ 9004」は、1969年に世界で初めての機械式クロノグラフムーブメントとして発表された「エル・プリメロ」をベースに製作されたムーブメントです。
「エル・プリメロ」とは、エスペラント語で第1のを意味し、36,0000VpH(10振動)を誇る、この高精度ムーブメントは、当時最高級の機械式クロノグラフムーブメントとして名をはせました。
以来、ゼニスを代表するムーブメントであるばかりでなく、時計史をひもといていくと、その名を必ず目にするほどに重大な「発明」でもあったムーブメントです。
誕生から現在にかけてエル・プリメロは様々な機能を有するムーブメントに枝分かれ、進化してきました。
例えば日付が付くもの、例えばレトログラード、例えばトゥールビヨンなどの複雑モデルまで…
今回ご紹介の「デファイ・エル・プリメロ 21」に搭載されているムーブメントの最大の特徴は、1/100秒を計測できるクロノグラフ機能です。
特殊な機構のため、クロノグラフ専用のゼンマイ動力が必要となっており、12時位置にある扇形のパワーリザーブ表示は、このクロノグラフ専用のものとなっています。
店頭には、こちらのモデルの他にも、デファイ・コレクションを多数取り揃えておりますので、是非この機会に色々とお見比べ下さいね。
ZENITH
デファイ エル・プリメロ21
品番:49.9000.9004/78.M9000
ケース径:44㎜
素材:ブラックセラミック
価格:¥1,836,000(税込)