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黒文字盤はなぜ定番なのか?~クロノマスタースポーツ

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こんにちは。
いつもゼニスブティック大阪のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

腕時計を選ぶとき、必ずと言っていいほど候補に挙がる「黒文字盤」。
では、黒文字盤は本当に“定番”なのでしょうか?
本日は、時計の歴史とともに歩んできた黒文字盤の背景をご紹介します。


黒は「高貴」から始まった色

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昔から黒染めが非常に高価な技術とされ、「黒」は富と権力の象徴となりました。
黒=品格の象徴だったのです。この印象が現代まで続き、「黒=大人の男の色」「品あるかっこよさ」という美意識につながっています。


黒文字盤のはじまりは“実用性”

時計に黒文字盤が登場したのは、20世紀初頭。
特に注目されたのは、ミリタリーウォッチや航空時計においての採用です。
そう聞くと。。。ピン!!ときた方もいらっしゃるかもしれません。
その理由は、「視認性の確保」です。
白いインデックスや針を黒地に浮かび上がらせることで、昼夜問わず、どんな状況でも瞬時に時刻を読み取れる。それが求められた時代でした。現代においても、実用性を求められるジャンルの時計は黒文字盤が多く、つまり黒文字盤はファッションのために生まれたのではなく“命を守る道具”として生まれました。


戦後の広がりと“定番”への道

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黒文字盤は実用性に優れた道具としての信頼感は、プロフェッショナルから一般層へと広がりを見せました。
特に1960~70年代は、スポーツウォッチが世界的に支持を集めた時代となり、クロノグラフやダイバーズウォッチといったカテゴリーの中で、ブラックダイヤルは“機能美”としての地位を確立していきます。
この時期、黒は「プロ仕様」「本格派」というイメージと共に、デザイン的なかっこよさも同時に評価されるようになっていきました。


まとめ

黒文字盤は“無難”ではありません。
それは、100年以上にわたり進化し続け、信頼され、愛されてきたこその「意味のある定番」です。
「どんな1本を選ぶべきか」と迷われたときには、時代を超えて愛されてきた“黒文字盤”はいかがですか?
ぜひ、ゼニスブティック大阪でその魅力をご体感くださいませ。
記:長野

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