暑い季節はもう目の前!!歴史から紐解くダイバーズウォッチの魅力!!ーデファイ エクストリーム ダイバー

こんにちは。
いつもゼニスブティック大阪のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
さて、本日は暑い日も多くなってまいりました!ということで海の時計“ダイバーズウォッチ”についてご紹介いたします。
ダイバーズウォッチの歴史なども含めて、是非最後までご覧くださいませ。
■ ダイバーズウォッチは人類が「海」に挑んできた歴史

時計を語るには、単にスペックを並べるだけでは語り尽くせない部分があります。
「ダイバーズウォッチ」は、宇宙と同様に人類が未知の領域に足を踏み入れようとした、文化と技術そのものであるからです。
海は、地球表面の7割を占めながらも、今なお95%が未踏の未知の空間です。
地上で“時”を刻んできた時計が、海という大自然に挑戦するにあたり、生死を分ける時刻は絶対的に重要なものでもありました。
この課題に挑み続けているのが、ダイバーズウォッチといえます。
■ 1953年──挑戦の始まり

ダイバーズウォッチの歴史を語るうえで、1953年という年は大切な年です。
世界初のダイバーズウォッチが誕生した記念すべき年で、これらは水圧下で“正確な時を刻む”という難題に初めて挑んだ年でもあります。
当時の防水性能は100〜200mではありましたが、生活防水が基本時代でこれだけのスペックは当時としては画期的性能でした。
ケース構造、リューズ設計、風防の厚みなど、試行錯誤し挑戦をした時代でもありました。
そして、ダイバーズウォッチは、軍事やスポーツダイビングの発展と共に進化していきます。
1970年代には飽和潜水という特殊なダイビング手法が確立され、ヘリウムエスケープバルブが要求されるようになるなっていきます。
※飽和潜水・・・飽和潜水(ほうわせんすい)とは、深海での長時間作業のために用いられる特殊な潜水方法です。主にプロの潜水士が使い、石油・ガスの海底作業などに活用されます。
※ヘリウムエスケープバルブ・・・時計にたまったヘリウムガスを減圧の際にガラスが破損しないよう、自動的に外でガスを逃がすバルブ。
■ ゼニス「デファイ エクストリーム ダイバー」

それでは、ゼニスのダイバーズウォッチをご紹介いたします。
まず注目いただきたいのは優れたスペックです。600m防水と現代の飽和潜水における限界点のひとつであり、ISO6425にも準拠する“本物のダイバーズ”の証明であります。
しかも、この600m防水を実現しているケースは、多角形のグレード5チタンです。
水圧がかかるという観点から、丸形が多いダイバーズウォッチですが多面性のものはめずらしいデザインです。それに加え裏ブタはサファイアガラスとなっています。水圧の脅威から中のムーブメントを守るため、裏ブタを閉めるブランドもありますが、ゼニスはあくまで高級時計のスタンスを忘れていません。
チタンは軽量かつ強靭で、海水に対しての腐食耐性も極めて高いため。海という過酷な環境で、最も相性の良い素材が選ばれています。
その他にはセラミック製逆回転防止ベゼル、スーパールミノバX1による夜間視認性の強化が図られています。あらゆるディテールが“ダイバーズの本質”を真摯に見つめた1本となっています。
■ 70年代「デファイ」からインスパイアされた

この時計のもう一つの魅力は、1970年代の「デファイ」シリーズへのオマージュにあることです。
常にゼニスは過去のモデルへのリスペクトを忘れません。八角形のケース、12角のベゼル、ツール感を残しながらも洗練された仕上げ、現代的に再構築されています。過酷な現代社会を行き抜く皆様にもピッタリです。
■ まとめ“極限のラグジュアリー”という答え

ダイバーズウォッチは、ツールでありながら、現代においては高級時計の第一線で活躍するジャンルとなりました。
常に未知の領域を探求し続けた、ゼニスの「デファイ エクストリーム ダイバー」は、ただのツールとしてだけではなく、高級時計としての「美しさ」を両立させた1本です。
ぜひ、ゼニスのダイバーズウォッチを手に取り感じてください。
記:長野

ZENITH
デファイ エクストリーム ダイバー
品番: 95.9601.3620/51.I301
ケース径:42.5mm
ムーブメント:ゼニス自社製自動巻きムーブメント(エル・プリメロ3620SC)
ケース素材:チタン
ベルト:チタン製ブレスレット、ラバー、リサイクルファブリック
防水:600m防水
価格:¥¥1,562,000(税込)
※2025年5月時点での価格です