ムーブメントを眺める贅沢を楽しめるゼニスの時計。シースルーバックの魅力をコレクション別にご紹介!

皆様こんにちは、金本です。いつもゼニスブティック大阪のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
マニュファクチュールブランドであるゼニスは、ただ精度を追い求めるだけでなく、美しいムーブメントを見せることにもこだわりを持っているブランド。ゼニスの多くのモデルには、裏蓋がスケルトンになっているシースルーバックが採用されており、その中ではブランドを代表する“エル・プリメロ”を始めとする自社製ムーブメントが稼働しています。
今回は、ゼニスの代表的なコレクション─である「クロノマスター スポーツ」、「デファイ スカイライン」、そして「パイロット ビッグデイト フライバック」とそれぞれのモデルに搭載されたムーブメントと、その見どころをご紹介します。
クロノマスター:高振動の芸術「エル・プリメロ3600」

クロノマスターシリーズの多くに搭載されているのが、ゼニスの象徴とも言えるムーブメント「エル・プリメロ3600」。毎時36,000振動というハイビートで動き続けるこのムーブメントは、1/10秒単位の計測を可能にし、その精密さとダイナミックな動きは、シースルーバック越しに見ると圧巻です。

特に印象的なのは、ブルーカラーのコラムホイールと、スケルトン仕上げのローター。視覚的にも動きが分かりやすく、機械式時計特有の“生きている感覚”を味わうことができます。
55年以上の歴史を持つ“エル・プリメロ”はまさに芸術品。時間を忘れて見惚れてしまいそうですね。
デファイ スカイライン:現代的な設計美と高精度「エル・プリメロ3620」

デファイ スカイラインには、シンプルながらも高性能な「エル・プリメロ3620」が搭載されています。3600をベースにしつつクロノグラフ機能を省き、9時位置の1/10秒インジケーターなど、ユニークなディスプレイが特徴です。

裏蓋から見えるムーブメントには、インパクト大の星形のローターをセット。ゼニスのロゴマークを模したそのデザインは、未来感と伝統が融合したまさに“スイス機械美”の象徴です。また、デファイシリーズの一部のモデルには、ローターが色付けされており、シースルーバックからゼニスの遊び心を感じていただけます。
パイロット ビッグデイト フライバック:実用性と堅牢性の融合「エル・プリメロ3652」

2023年に刷新されたゼニスのパイロットラインの一つである、パイロット ビッグデイト フライバックはパワーリザーブ60時間を誇る「エル・プリメロ3652」が搭載されています。ビッグデイトとフライバック機能という2つの機能を統合している視認性と操作性に優れた設計です。

シースルーバック越しに見えるムーブメントは、無骨で精密な金属パーツが組み合わさり、まるで航空機のコクピットを連想させるような力強い印象を与えます。また、ローターは、パイロットに地球の水平線に対する方位を知らせる典型的で必要不可欠な「人工水平器」ダッシュボード計器を思い起こさせます。
機械を「見て楽しむ」ゼニスの醍醐味

ゼニスの時計は、単なる実用性だけでなく、裏側までも芸術品。精度を追求するマニュファクチュールとしての誇りが、シースルーバック越しにしっかりと表現されています。
シースルーバックから覗くローターの動き、振動するテンプなど、機械式時計だからこそ感じていただける魅力をじっくりと堪能していただけます。
ゼニスの時計をお手に取るときは、ぜひ裏面もご覧いただければと思います♪
皆様のゼニスブティック大阪へのお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
【投稿者:ゼニスブティック大阪 金本】