【ゼニス160周年記念モデル】革新の結晶「ブルーセラミック」に込めた想いとは？

こんにちは！
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今回は、ゼニスの創業160周年を記念して登場した限定モデル、「ブルーセラミック」に注目してご紹介いたします。

歴史と革新が融合した、まさに“未来を象徴する一本”。
ゼニスの哲学が宿るディテールをじっくりとご覧ください。

青に挑む。ゼニスが選んだ革新のカタチ

ゼニスといえば“精度”と“革新”を追求し続けるスイスのマニュファクチュール。
そんなゼニスが今回挑戦したのは、セラミック素材に鮮やかなブルーを宿すことでした。

ブルーは、ゼニスにとって非常に重要なキーカラー。
落ち着きと力強さを併せ持ち、ブランドのアイデンティティを体現する色でもあります。
しかしそのブルーを、焼成工程を経るセラミックにおいて再現するのは、想像以上に困難でした。

“色”と“硬さ”を両立させた、ゼニスのクラフトマンシップ

最大の壁となったのは、青の顔料が高温に弱いという点。
そのため、通常のセラミックよりも低温での焼成が必要となります。

ところが、低温ではセラミックの硬度を十分に引き出すのが難しい。
そこでゼニスは、焼成と同時に高圧をかける技術を導入することで、発色と強度の両立を実現しました。
さらに、顔料の配合比率や混練時間の最適化により、ブルーの鮮やかさを損なうことなく、耐久性の高いセラミックへと昇華させています。ケース、ベゼル、ブレスレットなど、すべてのパーツが1点ずつ丁寧に焼成されている点も見逃せません。

セラミックで表現された“ゼニスの未来”

実は、セラミックで「美しい青」を出すのは、ブラック以上に難しいとされています。
ゼニスは以下の3つの課題をクリアすることで、それを実現しました。

• 顔料の安定性の確保
• 焼成時の色変化リスクの回避
• 高密度・高硬度のセラミック構造の保持

この技術的チャレンジを乗り越えたブルーセラミックには、ゼニスの未来への情熱が込められています。

モデル紹介

パイロット・ビッグデイト・フライバック160年アニバーサリーエディション

2023年に発表されたゼニス パイロットは、メゾンの航空に対する永続的な魅力の賜物です。
メゾンの創設者であるジョルジュ・ファーブル・ジャコは、1888年には早くもフランス語の「Pilote」の商標を、1904年には英語の「Pilot」の商標を出願しました。ゼニスは瞬く間にパイロットウォッチとダッシュボード計器の著名なメーカーとなり、1909年に英仏海峡を初めて横断したルイ・ブレリオをはじめ、大きな夢を抱き、不可能を可能にする偉業を成し遂げた優れた人物に寄り添う時計を製作しました。

メゾンが160周年を祝うときアニバーサリーモデル「パイロット ビッグデイト フライバック」は、ケース、ダイヤル、ストラップが特徴の印象的なモノクロブルーバージョンで発表されます。マイクロブラスト仕上げのセラミック製で、鮮やかなブルーの新デザインに仕上げられた42.5mmのケースには、チタニウム製のリューズとレクタンギュラーのプッシュボタンが組み合わされています。波形の文字盤の針と大きなアラビア数字は夜光塗料でコーティングされており、あらゆる条件下で最適な視認性を確保します。

パイロット・ビッグデイト・フライバック・エディションは、ゼニスの伝説的な高振動自動巻クロノグラフを進化させたエル・プリメロ3652キャリバーです。このムーブメントは、ビッグデイトとフライバック機能の両方を統合しています。2桁の大きな数字の大きな日付表示は、優れた視認性を保証し、特許取得済みの準拠メカニズムにより、わずか0.007秒で日付を変更できます。
パイロットのクロノグラフの伝統に忠実なフライバック機能により、パイロットは1回のプッシュでクロノグラフをリセットおよび再開でき、従来のスタート-ストップ-リセットの3ステップのシーケンスが不要になり、飛行中の計算が効率化されます。サファイアクリスタルのケースバックから見えるムーブメントは、160をあしらったカスタマイズされたローターで飾られています^番目●アニバーサリーエンブレム。

この160本限定モデルには、ブルーのコーデュラ調ラバーストラップとホワイトのコーデュラ調ストラップが付属し、どちらもスチール製トリプルフォールディングクラスプで固定されています。ユーザーフレンドリーなストラップ交換システムにより、工具不要で素早く交換でき、汎用性と快適性が向上します。

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