【ゼニス】ステンレススチールは本当に錆びない?~ゼニスブティック大阪

こんにちは。
いつもゼニスブティックのブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
本日は腕時計のケースやブレスレットに最も多く採用されている【ステンレススチール】についてご紹介いたします。
錆びにくく丈夫でありながら、金やプラチナほど高価ではないことが、最も腕時計に採用されている素材です。
しかし、「ステンレススチール=錆びない」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、お手入れを怠ると錆びてしまう可能性があるのです。
【ステンレススチールの種類】

ステンレススチールといっても、実は種類がたくさんあります。
- SUS304:カジュアルウォッチに使われることが多く、キッチンのシンクなどにも採用されている一般的なステンレス。
- SUS316L:高級時計に多く使用され、医療用機器にも使われる高品質なステンレス。
- 鉄、クロム、ニッケル、炭素、モリブデンなどの成分で構成されており、
- 耐食性・耐磁性・対アレルギー性・加工性に優れています。
【なぜ錆びる】

ステンレススチールは、表面に形成される酸化被膜によって錆びにくくなっています。
しかし、汗や汚れが溜まるとこの酸化被膜が破壊され、錆びてしまうことがあります。
特に汚れが溜まりやすい、時計の裏側、ブレスレットのコマの隙間は要注意です。
これらの部分は直接肌に触れるため、汗や皮脂が付着しやすく、長期間放置すると錆びの原因になります。
【錆が進行は食い止めよう】

- ケースが錆びると、防水性が低下してしまう可能性があります。
- ブレスレットが錆びると、パーツが破損しやすくなり、着用中に落下する危険性も出てしまいます。
【お手入れ方法】

特に汗をかきやすい夏場は、時計にも汚れが残りやすいもの。
そのまま放置せず、定期的にクリーニングすることをおすすめします。
時計に付着した汚れは、超音波洗浄を利用することで綺麗に除去することが可能です。
店頭で無料にてクリーニングサービスを行っていますのでお気軽にお持ちください。
その際には、外装だけでなく内部の動きも含めてご確認いたします。
定期的なお手入れをすることで、時計を長く愛用いただければ幸いです。