“リバースエンジニアリング”により完全復刻!『クロノマスター リバイバル A385』
こんにちは金本です。いつもゼニスブティック大阪のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。4月になり、暖かい日が増えましたね♪桜のシーズンでもありますが、皆様はお花見には行かれますか?
さて本日は1969年モデルが復刻!『クロノマスター リバイバル A385』のご紹介です。
1969 年はゼニスにとってまさに記念すべき年であり、クロノグラフを根本から造り変えた年として時計製造の歴史に深く刻まれています。この年、世界初の自動巻の高振動クロノグラフであるゼニスのエル・プリメロが世界に公開され、個性的な 3 種類のステンレススチール製モデルでデビューを果たしました。
その3種類のうちのひとつが「A385」というモデルで、トノー型のスチール製ケースに、目を引くブラウンのグラデーション文字盤が施されたクロノグラフでした。「スモークダイヤル」と呼ばれるこの文字盤は、ゼニスが時計業界で初めて製造しました。
単にヴィンテージにインスパイアされたモデルをはるかに超えた存在である「クロノマスター リバイバル A385」は、“リバースエンジニアリング”を使い、初代モデルの設計図と製造計画を採用しました。ポンプスタイルのプッシュボタンを始めとした、A385 の 37mm 径のトノー型ステンレススチール製ケースを構成する各パーツは、1969 年の初代モデルを忠実に再現しています。
この「A385」を真の意味で際立たせるグラデーション効果の再現により、初代モデルとほとんど見分けが付かないレベルの復刻を目指しました。スモークブラウンのグラデーションカラーの文字盤は、外周側ほど色が濃くなるヴィネット・エフェクトで文字盤が立体感のあるドーム型に見える見事な視覚効果が施されています。
この「クロノマスター リバイバル」では、赤いクロノグラフのセンターセコンドとシルバーホワイトのクロノグラフカウンター、温かみのあるトーンとグラデーション効果の再現により、初代モデルとほとんど見分けが付かないレベルの復刻を目指しました。
また、1970 年に行われた「オペレーション・スカイ」で、A385 は大きな話題となりました。
極めて過酷な条件におけるこの試験は、パリ~ニューヨーク間のフライトを行うエールフランスのボーイングのランディングギアにこの腕時計を巻き付け、激しい温度変化、風圧、気圧の変動といった外気の厳しい条件に対する耐久性を測るもので着陸後も腕時計は完璧に機能し続けていました。
この偉業は、エル・プリメロキャリバーの開発に精力的に取り組んできた人々が抱く自信の証であり、同様の飛行実験における温度差に当時は耐えることができなかった黎明期のクォーツムーブメントよりも、機械式ムーブメントのほうが優位性があるということを証明しました。
レトロ感の演出をテーマにする「クロノマスター リバイバル A385」いかがでしょうか?
ゼニスのラインナップの中でも重要な位置にあるリバイバルコレクションですが、こちらの「A385」は特にヴィンテージ要素が強いデザインです。暖かみのあるブラウンのダイヤルは肌なじみがよく、使いやすいモデルとなっております。
ぜひゼニスブティック大阪にてお手に取ってみてくださいね。
“TIME TO REACH YOUR STAR”
ZENITH
クロノマスター リバイバル A385
品番:03.A384.400/385.C855
ケース径:37mm
ムーブメント:ゼニス自社製自動巻きムーブメント(エル・プリメロ400)
素材:ステンレススティール
ベルト:ラバーのライニング付きカーフストラップ
防水:5気圧防水
価格:¥1,144,000(税込)
※2024年4月時点での価格
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